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1999年03月03日

国産レンジファインダー

数度の販売延期でいったいどうなることやらと感じていた例の安原一式だが、日本カメラショー(池袋のどこだかで3月5日より)で試作機(リコーブースにてGRのレンズを装着)が、そして、ノスタルジックモノワールド(東京ビッグサイトで3月20?22日)では量産機が展示されるようだ。

ちょっと想起したのは、このLレンズ装着可能な新式が、好事家ではなく、フツウの愛好家に普及したとして、ただでさえ少ないLレンズの高騰を招くことになるのでは、という勝手な理屈だ。

現代のレンズしか知らないほとんどのヒトには、カラーバランスが悪く、コントラストの低い、昔のレンズが必要だとも思えない。写してみてがっかりということも少なくないようだ。現代のレンズで用いて飽きるほど写真をとった上でないと、コンピュータ設計以前のレンズ群を必要とすることもないはずなのだが。比較のしようもない。

なお、Lレンズ(スクリューマウント)とはバルナックライカで採用されたレンズマウントのこと。現在はライカ自体にこのマウントが存在しない。現行はMタイプ(レンジファインダー)およびRタイプ(一眼レフ)となっている(アダプタを介してMマウントに装着できる)。バルナックライカという名は、ライカを考案したオスカー・バルナックにその由来がある。一言で言えばとても古いライカのこと。ワタシが所有しているのもこのバルナックライカ(IIICおよびIIC)。仕事ではほとんど使うことがないが、取材先で興味をもたれることは多い。それなりに役立っているようだ。

投稿者 kawabata : 1999年03月03日 16:02

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